第8号(2005年3月31日刊)

〔論文〕 
近藤 典彦: ヴォルフガング・シャモニ「石川啄木−その文学・思想・時代−」訳載にあたって1
ヴォルフガング・シャモニ: 石川啄木——その文学・思想・時代——3
池田 功: 明治期におけるキリスト教徒の貌「病院の窓」の霊肉を通した罪の意識の問題をめぐって18
朴 智暎: 啄木短歌における身体と表現の問題28
柳沢有一郎: 啄木の死因および『悲しき玩具』冒頭二首34
〔書評〕 
山田 吉郎: 国際啄木学会編『論集 石川啄木Ⅱ』45
堀江 信男: 望月善次著『啄木短歌の読み方 歌集外短歌千首とともに』48
今野 寿美: 木股知史・藤澤全・山田吉郎編『和歌文学大系77一握の砂/黄昏に/収穫』50
大室 精一: 遊座昭吾著『啄木と賢治』52
立花 峰夫: 碓田のぼる著『石川啄木−その社会主義への道』54
〔新刊紹介〕 
森 義真: 伊五沢富雄著『啄木を育んだ 宝徳寺物語』56
水野 洋: 西垣 勤著『近代文学の風景 有島◇漱石◇啄木など』57
西連寺成子: 上田 博編『明治の結婚小説』58
小菅麻起子: 木股知史編『近代日本の象徴主義』59
〔編集規定等〕60
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