第1号(1998年3月31日刊)

〔論文〕 
池田功: 音の物語・「雲は天才である」論
村松善: 啄木日記の形成とその位相12
近藤典彦: 小林寅吉と「ツルゲエネフの物語」26
小林芳弘: 石川啄木と梅川操が釧路を離れた日37
塩浦彰: 小説「足跡」から「葉書」へ 女性イデオロギーの語り48
永田秀郎: 啄木と演劇57
〔書評〕 
池田功:平岡敏夫『石川啄木の手紙』(大修館書店)72
河野有時:伊藤淑人『石川啄木研究—言語と思想—』(翰林書房) 74
近藤典彦:望月善次『啄木短歌の方法』 (ジロー印刷企画)76
田中礼:川村ハツエ『F・Ⅴ・ディキンズ』(七月堂)78
藤沢全:斉藤英子『西村陽吉』(短歌新聞社)80
〔新刊紹介〕  
山下多恵子:山本玲子『啄木歌ごよみ』(石川啄木記念館) 82
尹在石:黄聖圭『啄木代表詩選集「スルプン ジャンナンカム」』(韓国文院) 83
〔その他〕  
「NHK国際局:Japanese Culture Today:The PoetTakuboku Belongs to the world」 84