第10号(2007年3月31日刊)

〔論文〕
近藤 典彦:啄木評伝上の訂正事項三題1
木股 知史:<刹那>をとえらえる啄木短歌18
森 義真:森荘已池の啄木論23
外村 彰:岡本かの子『浴身』にみる自責と自己愛ー石川啄木を合わせ鏡としてー36
〔書評〕
望月 善次:太田登著『日本近代短歌史の構築ー晶子・啄木・八一・茂吉・佐美雄ー』44
若林 敦:碓田のぼる著『石川啄木と石上露子ーその同時代性と位相』46
田口 道昭:池田功著『石川啄木 国際性への視座』
      池田功著『こころの病の文化史』
48
河野 有時:安元隆子著『石川啄木とロシア』50
佐藤 勝:井上信興著『終章 石川啄木』52
小菅 麻紀子:山下多恵子著『忘れな草ー啄木の女性たち』54
西連寺 成子:西脇巽著『石川啄木の友人 京助、雨情、郁雨』56
〔新刊紹介〕
永岡 健右:逸見久美著『回想 与謝野鉄幹 晶子研究』58
瀧本 和成:永岡健右著『与謝野鉄幹研究ー明治の覇気のゆくえ』59
池田 功:孫順玉著『朝鮮通信使と千代女の俳句』60
峠 義啓:高松鉄嗣郎著『啄木の父一禎と野辺地町』61
舟田 京子:岡野久代著『歌人 明石海人ー海光のかなたへ』62
大室 精一:上田博著『まるごと小説は面白い』
      上田博著『昭和の結婚小説』
      木股知史編『明治大正小品選』
63
〔編集規定等〕64
ドイツ語訳 啄木が身近な女性たちを詠んだ歌・数首
      訳者:Harald Meyer(ハラルド・マイヤー)
      日本語への翻訳:近藤典彦
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近藤典彦:ハラルド・マイヤー:啄木短歌六首のドイツ語訳、掲載にあたって68
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