〔特別寄稿〕国際啄木学会創立二〇周年に寄せて | |
太田 登:啄木研究はいかに〈進化〉し、いかに〈深化〉したか | 1 |
〔論文〕 | |
P・A・ジョージ:異文化の観点から見た啄木短歌の難しさ ~『一握の砂』〔「我を愛する歌」〕のマラヤーラム語訳を通して~ | 7 |
西連寺成子:啄木と活動写真―モダニズム前夜の啄木の映画受容 | 21 |
権藤 愛順:木下杢太郎と石川啄木 ―大逆事件を契機とする両者の再接近について― | 32 |
〔追悼 今井泰子先生〕 | |
ルート・リンハルト:今井泰子先生の思い出 | 46 |
上田 博:今井泰子先生の声 | 48 |
近藤 典彦:追悼今井泰子氏―その啄木研究に思う― | 49 |
〔書評〕 | |
木股 知史:三枝昂之著『啄木 ふるさとの空遠みかも』 | 54 |
池田 功:今野寿美著『歌のドルフィン』 | 56 |
太田 登:逸見久美著『新版評伝与謝野寛晶子大正篇』 | 58 |
〔新刊紹介〕 | |
望月 善次:Unita Sachidanand・望月善次編著『石川啄木の短歌:インドの色』 | 60 |
小林 芳弘:松田十刻著『26年2か月 啄木の生涯』 | 61 |
稲垣 大助:長浜 功著『啄木という生き方 二十六歳と二ヶ月の生涯』 | 62 |
目良 卓:北沢文武著『谷静湖と石川啄木』 | 63 |
古澤夕起子:池田功・上田博編『職業の発見』 | 64 |
森 義真:浦田敬三・藤井茂著『岩手人名辞典』 | 65 |
佐藤 勝:木村一信・崔在喆編『韓流百年の日本語文学』 | 66 |
峠 義啓:碓田のぼる著『遙かなる信濃』 | 67 |
山下多恵子:平岡敏夫著『蒼空』 | 68 |
佐藤 勝:山下多恵子編・解説『土に書いた言葉 吉野せいアンソロジー』 | 69 |
〔資料紹介〕 | |
佐藤 勝:石川啄木参考文献目録(平成二一年度) ―二〇〇八年(平20)一二月一日 ~二〇〇九年(平21)一一月三〇日発行の文献― | 70 |
〔編集規定等〕 | 77 |
SUMMARY | 79 |
編集後記 | 82 |