第7号(2004年3月31日刊)

〔論文〕 
上田 博:「半日」を読む。然し恐ろしい作だ。1
清田 文武:啄木における鴎外——「空中書」の一間題を視点として——7
池田  功:石川啄木のドイツ認識——ビスマルク評価の変化を中心に——17
小菅麻起子:人生雑誌にみる戦後の啄木受容——『葦』・『人生手帖』を中心に——29
塩谷 知子:小説『天鷲絨』を読む52
SUMMARY60
〔書評〕 
三枝 昂之:近藤典彦著『『一握の砂』の研究』62
小川 武敏:望月善次著『石川啄木 歌集外短歌評釈1
——1901(明治34)年〜1908(明治41)年6月——』
64
黒澤  勉:米田利昭著『賢治と啄木』66
瀬川 清人:大西好弘著『啄木新論』68
三留 昭男:西脇 巽著『石川啄木 矛盾の心世界』70
佐藤 勝:小樽啄木会『新・小樽のかたみ』72
池田 功:ヴォルフガング・シャモニー著『Ishikawa Takuboku Trauriges Spielzeug』74
ミ−カ・ポルキ:フィンランドにおける啄木の受容76
若林 敦:台湾啄木学会編著『漂泊過海的啄木論述(国際啄木学会台湾高雄大会論文集)』78
〔新刊紹介〕 
永岡 健右:古沢夕起子著『与謝野晶子童話の世界』/入江春行著『与謝野晶子とその時代』80
村松 善:浦田敬三編『岩手の近代文藝家名鑑』82
河野 有時:山下多恵子著『海の蠍 明石海人と島比呂志 ハンセン病文学の系譜』83
〔編集規定等〕84
〔編集後記〕??