〔特集〕 | |
徹底討論『一握の砂』(京都大会シンポジウム) | 1 |
〔論文〕 | |
太田 登:啄木短歌の受容における窪田空穂の存在 | 34 |
塩浦 彰:大矢正修と与謝野鉄幹―啄木以前の都市と郷土 | 44 |
村松 善:啄木日記にみる文学者意識と自己客観化 ―「石川啄木」「啄木」「石川さん」「石川君」「石川」「啄木様」 「いしかわさま」「啄木子」という表記を中心とした考察― | 56 |
森 義真:「甲辰詩程」考―七月二一日から二三(二八)日の書簡体日記を中心に | 68 |
近藤 典彦:韓国併合批判の歌 六首 | 78 |
〔研究ノート〕 | |
千葉 暁子:盛岡大学生が読む『一握の砂』―記憶・批判・発信― | 90 |
〔書評〕 | |
池田 功:清田文武著『近代作家の構想と表現 ―漱石・未明から安吾・茨木のり子まで―』 | 97 |
山下多恵子:塩浦 彰著『越後明星派 点鬼簿―明治無名文学青年たちの記録―』 | 99 |
若林 敦:金子善八郎著『新潟県人物小伝 相馬御風』 | 101 |
近藤 典彦:内田 弘著『啄木と秋瑾―啄木歌誕生の真実』 | 103 |
〔新刊紹介〕 | |
山田 武秋:遊座昭吾編『なみだは重きものにしあるかな 啄木と郁雨』 | 105 |
佐藤 勝:山下多恵子著『啄木と郁雨 友の恋歌 矢ぐるまの花』 | 106 |
柳澤有一郎:雑誌『短歌』〈大特集『一握の砂』刊行100年 はじめての石川啄木〉 | 107 |
清水 健一:荒川 紘著『教師・啄木と賢治 ―近代日本における「もうひとつの教育史」』 | 108 |
目良 卓:理崎啓著『青年の国のオリオン 明治日本と高山樗牛』 逸見久美著『明星游子』 | 109 |
文屋 亮:三枝昂之著『作歌へのいざない』『上弦下弦』 | 110 |
峠 義啓:碓田のぼる著『短歌のはなし』 | 111 |
岡林 一彦:田山泰三著『香川を詠んだ歌人たち』 | 112 |
澤田 勝雄:西脇巽著『高齢者がうつ病になるとき』 | 113 |
〔資料紹介〕 | |
佐藤 勝:石川啄木参考文献目録(平成二二年度) ―二〇〇九年(平21)一二月一日 ~二〇一〇年(平22)一一月三〇日発行の文献― | 114 |
〔国際啄木学会若手研究者助成規程〕 | 119 |
〔編集規定等〕 | 120 |
SUMMARY | 122 |
編集後記 | 125 |