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   2016年国際啄木学会盛岡大会 学生短歌大会入賞者
   
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2016年国際啄木学会盛岡大会 学生短歌大会入賞者
[応募総数 532首][表彰式 2016年11月5日(土) 開会行事にて]

選者

 今野寿美
(選者代表・歌誌「りとむ」編集人・宮中歌会始選者)

 三枝昻之
(日本歌人クラブ会長・山梨文学館館長・歌誌「りとむ」主宰・宮中歌会始選者)

 文屋亮
(玲瓏所属)

 松平盟子
(歌誌「プチ☆モンド」主宰)

 望月善次
(三木与志夫・岩手大学名誉教授)


【最優秀賞】

 盛岡市立永井小学校六年 向井柚稀(むかいゆずき)

ひまわりの背くらべなんてうそでしょう空に向かってただ生きている

【優秀賞】

 岩手県立盛岡第二高等学校二年 熊谷友里(くまがいゆり)

母にさえ聞かれてならない/君の名を/ベテルギウスにそっとつぶやく

 岩手県立盛岡第二高等学校二年 賀東萌々香(がとうももか)

三度つくボールの音が合図です/ あなたのサーブ/ 今放たれる

【選者賞】

今野寿美賞

 盛岡市立渋民小学校五年 三浦星音(みうらせいね)

はい校のさくらをかこむ静けさよ続く教室だれか待ってる

三枝昻之賞

 岩手大学教育学部附属中学校二年 金澤青空(かなざわはるく)

理科室のトカゲモドキは生きている誰もいない箱の中で

文屋亮賞

 盛岡市立永井小学校六年 菅生こころ(すごうこころ)

ほんとうに人の気持ちもわからずに笑ってる君涙でゆがむ

松平盟子賞

 盛岡市立永井小学校六年 三上紗和(みかみさわ)

虹の橋空のはしからはしまでを ずっと見ている自分がただいる

望月善次賞


 岩手県立大学総合政策学部総合政策学科四年 木下知子
                       (きのしたかずこ)

簡単な気持ちの理由を簡単に話せるようになってしまった

【入選】

 滝沢市立鵜飼小学校四年 赤坂祐生(あかさかゆうき)

まず気持ちそして力でたいこ打つぼくのおうえんみんなにとどけ

 盛岡市立永井小学校六年 遠藤柊(えんどうしゅう)

トロンボーンのスライド引いてふと見ると空に引かれる飛行機雲よ

 盛岡市立見前南中学校一年 佐藤一平(さとういっぺい)


バリカンを見ると頭によみがえる「三日坊主」と呼ばれる自分

 盛岡市立渋民中学校二年 薄井玲音(うすいれん)

体育祭終わったあとにのこってる袋の中の赤いメガホン

 岩手大学教育学部附属中学校二年 工藤優月(くどうゆづき)

凪の街ラムネと共に汗をかくもうじき終わる夏を飲み込む

 岩手大学教育学部附属中学校二年 原颯馬(はらそうま)

銀輪を回して俺が風になる溶けた景色が取り残される

 岩手大学教育学部附属中学校二年 田中梨沙(たなかりさ)

金属が私の視界を遮ったそれは私の乗るはずのバス

 東北大学文学部二年 越田健介(こしだけんすけ)

仙台で出逢ひ二年を添ひ歩く/空にふたりの/二十の心

 東北大学文学部三年 坂本七海(さかもとななみ)

眠る人は最小の陸寝息たて潮汐のごと上下する胸

 岩手大学人文社会科学部四年 佐々木もなみ(ささきもなみ)

もうここに来ないと決めたあの夜を河原ごとタイムカプセルにする

 盛岡大学文学部日本文学科四年 菅原彩子(すがわらあやこ)

吸われてた十五の心は昨日の晩雨になって私を打った

 
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